胆道がんの主な治療方法

胆道がん、胆管がん、胆のうがん、いずれも下記内容の治療法になります。

手術

◼︎ 外科療法
胆道の周りには重要な血管や臓器があるため、手術で摘出する場合には合併切除といって、胆道だけでなくその周りの結合組織をまとめて切除するケースが多いです。術式は、がんの広がりや、部位によって変わってきます。

  • 肝門部(肝臓付近)~上部胆道がんの場合 : 肝切除が必要
  • 中部~下部胆道がんの場合 : 膵臓、十二指腸、場合によっては胃の一部までの切除が必要

このように重要な臓器も関係してくるために、手術の規模は大きく、お腹の手術の中でも最も患者さんへの負担は大きい手術になります。

◼︎ 放射線療法
手術ができない場合に行います。胆道がんの細胞は他臓器に比べると感受性は低く、放射線治療のみでの根治は難しいため、補助的に行われることが多いです。

◼︎ 抗がん剤治療
胆道がん・胆管がんは、化学療法がとても効きにくく、そのため、手術後に再発予防などを目的として行うことが多いです。また、肝臓や肺への転移などがあり、手術が難しい場合に行われます。

抗がん剤の種類

抗がん剤は、ジェムザール、TS-1が使われることが多く、場合によっては併用することもあります。

◼︎ ジェムザール
名 称:ゲムシタビン 代謝拮抗剤
一般DNA合成阻害薬という分類に属する医薬品で、古くから使われている5-FU(フルオロウラシル)に近い作用メカニズムを持っていますが、阻害効果が格段に強められています。

◼︎ TS-1
名 称:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム 代謝拮抗剤
細胞の遺伝情報を持つDNAが作られるのを妨害して、がん細胞の分裂増殖をおさえます。 今まで消化器がんの治療に使用されてきた抗がん剤の5-FU(フルオロウラシル)という薬の効果を高めながら、副作用を少なくする工夫を加えた経口抗がん剤です。

最新ニュース