膀胱がんの主な検査・診断

膀胱がんが疑われた際、膀胱鏡検査などでがんの有無をまず確認します。この時点で表在性がんか浸潤性がんかある程度予測が可能です。

また、膀胱にがんが見つかった場合、同じ移行上皮で覆われている腎盂・尿管にも同様のがんが見つかる可能性あるため、腎盂・尿管の病変をチェックする排泄性腎盂造影検査を行うケースもあります。

◼︎ 内診・尿検査

内診では、膣または直腸の検査になります。医師が手袋をした状態で指を、腟または直腸に挿入して腫瘍の有無を確認します。

尿検査では、尿の色を確認し、糖分、蛋白、赤血球、白血球などの成分を検査します。

◼︎ 尿細胞診

採取した尿を試験管に入れ、遠心分離機にかけて底に溜まった物質を顕微鏡で確認します。尿細胞診は、身体的負担が少ない点がメリットなため、身体的負担が少ないので何度でも検査が行えます。

ですが、結果に関しては必ずしも100%という精度ではありません。膀胱がんの悪性度が高ければ、それだけ検出しやすくなりますが、悪性度が低い場合は検出しにくいというデメリットがあります。

陽性率は約70%で、約30%はがんが存在しても陰性となってしまいます。ただし、すぐに治療を施すべきレベルのがんは検出する事が可能なので、悪性度の高いがんを見逃さないというメリットを考えると、非常に効率的な検査方法と言えます。

◼︎ 膀胱鏡検査

膀胱鏡検査

膀胱がんにおいて最も確実性の高い検査方法と言われている膀胱鏡。
特殊な検査器具で尿道から、内視鏡や硬性鏡、胃カメラのように自由に屈曲できる軟性ファイバースコープなどを挿入し、膀胱および尿道内を直接観察します。
がんが疑われる際は腫瘍の一部を生検し病理学的にがんを診断することができます。

◼︎ 画像検査

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膀胱鏡検査と合わせて他がん種と同様に、CT検査、MRI検査、胸部X線検査、腹部エコー検査などでがんの進行と転移の状況を確認します。

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