膀胱がんの転移

膀胱がんは再発しやすいという特徴があります。むしろ、再発しない方が珍しいと言われているため、1〜2年の間に再発する確率が非常に高くなります。

その中でも約20%は悪性度が高くなります。そのため、完治したとしても定期的な検診を受けて、再発防止に取り組む事が大切になります。

転移

■ 転移しやすい部位

膀胱がんにも、他がん種と同様に転移の危険性があります。膀胱内の悪性腫瘍が粘膜を突き破って、他臓器に広がっていきます。
膀胱がんは、「リンパ節」・「肺」・「肝臓」・「骨」に転移しやすいと言われています。

膀胱がんの再発

◼︎ 上皮内がんの再発率

2年以内で約5~15%です。数年内に膀胱粘膜から下の粘膜下層や筋層へ広がり、転移したりします。何度も再発することが特徴です。

◼︎ 表在性がんの再発率

2年以内で約50~70%で、そのうち約10~20%は浸潤がんに移行してしまいます。表在性がんは他のがんと比較して達の良いがんではありますが、大変再発しやすいという特性があります。単発性での再発率は約30~40%、多発性での再発率は約70~90%と言われています。

◼︎ 浸潤性膀胱がんの再発率

がんが1個(単発)の場合が多く、がんの大きさが大きい、またはがんが複数になるほど再発率が高くなる傾向があります。

◼︎ 転移を認められた膀胱がん

浸潤性がんの再発率と同様の事が言えます。

転移・再発時の治療方法

残念ながら手術による治療はできない為、他臓器で転移が認められた場合は、抗がん剤を使用した化学療法が中心に行われます。

膀胱がんの末期

【 主な末期症状 】
● 膀胱出血 : 尿が出なくなり、膀胱内に血液と尿が充満することを言います。下腹が膨れて大変苦しい状態になります。

● 転移や浸潤による痛み : 全身の骨やリンパ節などに転移し、疼痛・貧血を生じますが、転移先より、それぞれ症状が異なってきます。がんが尿管へ転移すると、尿管の閉塞による尿毒症、また水腎症を発症することもあります。水腎症になると、背中の痛みや腰痛を感じるようになります。
骨盤・後腹膜リンパ節などに転移すると、下肢の痛み、頭痛、嘔吐などが現れます。

末期膀胱がんの場合、すでにがんが広がってしまっている場合が多く、手術での切除が困難です。したがって、転移がある場合は、抗がん剤による治療や痛みなどを緩和する緩和治療が中心となります。

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