悪性骨腫瘍 各種5年生存率

◼︎ 骨肉腫

肺や他の骨に転移がない場合の5年生存率で50%と、非常に予後が悪い骨腫瘍です。10歳代の発生が最も多く、女性より男性に多く発生する傾向にあります。

◼︎ 軟骨肉腫

良性の骨軟骨腫や内軟骨腫から生じることもある原発性悪性骨腫瘍です。遠隔転移がない場合には、5年生存率は70%以上となります。30歳代以上の発生が最も多く、骨肉腫に比べ転移が少なくゆっくり大きくなる特徴があります。

◼︎ ユーイング肉腫

骨の外への進展が速いため肺などにも転移しやすく、5年生存率が10%〜40%の悪性度が高い骨腫瘍です。腫瘍がどの細胞から生じたのかがまだ明らかになっていない悪性腫瘍で、痛みやはれが強く20歳代までの発生が最も多いです。

◼︎ 悪性線維性組織球腫

発生原因がわかっておらず進展が速く肺など他の部分に転移することも多い、非常に悪性度の高い悪性腫瘍です。5年生存率は50~60%になります。

◼︎ 線維肉腫

コラーゲンを産生する線維芽細胞が悪性化した肉腫です。乳幼児に発生する乳幼児型と、成人に発生する成人型に区別され、乳幼児型の死亡率25%以下に対し、成人型は肺や骨などへの転移が多く見られ、5年生存率が50%前後と予後は厳しくなっています。

◼︎ 血管肉腫腫

高齢者の前頭部から前額部皮膚によく発生する肉腫です。経過中に血行性転移による血気腫などの肺疾患を合併することが多いですが、初期には他臓器に転移することはほとんどありません。5年生存率は6〜17%となります。

悪性軟部肉腫 各種5年生存率

◼︎ 悪性線維性組織球腫

急速に大きくなり肺に転移することも多く、発生原因も明らかになっていない治療が難しい肉腫です。生存率は約50~60%となります。

◼︎ 脂肪肉腫

大きく高分化型脂肪肉腫、粘液型脂肪肉腫、多形型脂肪肉腫、脱分化脂肪肉腫の4種類に分類され、血液やリンパの流れにより肺や肝臓にも転移することが多い肉腫です。生存率は約86%と言われています。

◼︎ 悪性末梢神経鞘腫 ・ 平滑筋肉腫

悪性末梢神経鞘腫は、血液やリンパの流れにより肺などに転移することが多く、5年生存率が50%前後と治療が難しい肉腫のひとつです。

平滑筋肉腫は発見が難しく、血液やリンパの流れにのり、肺、肝臓、骨、皮膚などへの転移が多い悪性度の高い肉腫です。生存率は約33%と言われています。

◼︎ 横紋筋肉腫 ・ 滑膜肉腫

横紋筋肉腫は、非常に悪性度が高く急速に進行し、かつては極めて予後の悪い病気でしたが、近年ではやや改善されつつあります。生存率は約60%で、転移を伴う場合は約30%以下となります。

滑膜肉腫は、血液やリンパの流れにのり肺や骨、リンパ節などにも転移が多い肉腫です。生存率は約62%と言われています。

転移性骨腫瘍 5年生存率

基本的に原発がん(乳がん、前立腺、肺がんなど)の治療法に従って治療が行われ、余命に関しても、原発がんの内容に沿って決定されます。

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