脳腫瘍とは・・・

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脳組織内に異常細胞が増殖する病気です。脳組織自体から発生する「原発性脳腫瘍」と、他臓器のがんが脳へ転移してきた「転移性脳腫瘍」の2種類があります。

さらに原発性脳腫瘍には良性と悪性に分類されます。
良性であっても頭蓋内という限られたスペース内に発生することにより、肥大していく腫瘍によって脳が圧迫され、障害を起こすことがあるため、治療の対象となります。

脳腫瘍は全体として悪性のものが多く、細胞の形や性質により細かく分類されています。治療法、完治の可能性や予後は腫瘍の種類、全身状態によりほぼ決められることになります。

小児の脳腫瘍 / 成人の脳腫瘍 / 転移性脳腫瘍

脳腫瘍の原因

いまだ研究段階ではっきりと判明していませんが、統計的にみると、食生活、生活習慣、身内内の罹患率などがあげられます。

脳腫瘍の症状

脳腫瘍の症状 頭痛 / 嘔吐 / 歩き方や話し方などの異変

頭痛や嘔吐などがあります。また、歩き方や話し方、話の内容に異変がでることもあります。このような症状は脳腫瘍以外でも起こりえますが、特に脳腫瘍に対しての細心の注意が必要です。

脳腫瘍の検査・診断

脳ドックを除き、他がん種で行われているような検診制度は設けられていないため、脳腫瘍を疑わせる症状がある場合は、早急に症状の神経学的な異常があるかどうかを調べることが大切です。

  • 画像診断(CT・MRI、脳血管造影、エコー(超音波)検査など)
  • 病期診断

脳腫瘍の治療方法

脳腫瘍の治療には、外科療法、放射線照射療法、抗がん剤による化学療法があります。

脳腫瘍の主な治療法 外科療法(切除手術) / 放射線療法 / 化学療法

脳腫瘍の生存率

小児の脳腫瘍で悪性度の高い髄芽腫は、5年生存率が約58%と言われています。
成人の脳腫瘍である悪性乏突起細胞腫は、5年生存率が約80%強、悪性度の高い退形成性乏突起膠腫の場合では、5年生存率が約40%程度となります。

脳腫瘍には部位によって分けられるため、一概に全ての脳腫瘍が上記の数字だとは言い切れません。

脳腫瘍の転移・再発・末期

特に神経膠腫などの悪性腫瘍の大半は浸潤性のため、たとえ肉眼的全摘出が行えても再発・転移は避けられません。

また、最初の腫瘍発症から何年も後になって再発するケースもあります。再発・転移は脳の同じ部位や中枢神経系の他部位に発症するケースもあります。

脳腫瘍末期の患者さんの腫瘍部位にもよりますが、麻痺の悪化、痴呆症状、嚥下障害のため気管に食物や唾液が流れ込み、肺炎を併発することが多いため、注意が必要です。

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