脳腫瘍の主な検査・診断

脳ドックを除き、他がん種で行われているような検診制度は設けられていません。
脳腫瘍を疑わせる自覚症状がある場合は、早急に医師に相談して症状の神経学的な異常があるかどうかを調べることが大切です。

◼︎ 頭部単純X線写真

通常は骨がない場所に、骨のように固い部分(石灰化)の有無を評価したりします。
トルコ鞍の状態をみることで、下垂体腫瘍(かすいたいしゅよう)や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)などトルコ鞍(あん)周辺腫瘍の診断にとても有効です。

◼︎ CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(核磁気共鳴像)

検査

現在の画像診断の中心的な撮影法で、腫瘍の位置や大きさ、画像上の特徴がわかる重要な検査です。

最新機器では5mmほどの腫瘍まで分かり、大きさの変化や形状の時間による変化、周囲の脳との位置関係などを見る上でとても重要です。

◼︎ 脳血管造影

脳の血管造影により、腫瘍への栄養血管や血管の性状などの詳細な情報を取得することができます。脳血管造影は診断や手術検討時に、とても重要な検査となります。

◼︎ エコー(超音波)検査

超音波検査は手術中に行われます。術中の腫瘍の位置を正確に知る上でとても重要な役割を担っています。

病期診断

画像診断により脳腫瘍が見つかった際に治療法を決めるため、どのような種類なのか、さらに悪性なのか良性なのかを判断しなければいけません。

悪性の場合はその度合いも重要になります。病期診断は開頭手術を行い、腫瘍を可能な限り切除し、その組織の種類を調べます。万一悪性の場合は、その悪性度を診断します。

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