大腸がんとは・・・

大腸がんとは

大腸は直腸・結腸・肛門から構成される消化器官で、この部位に発生するがんを大腸がんと呼びます。大腸がんは発生部位から直腸がん・結腸がん・肛門がんとも呼ばれますが、基本的な治療法や診断方法は共通です。

好発部位は、結腸〜直腸に繋がり上下にくねっている「S字結腸」と呼ばれる部位と直腸です。

大腸がんの原因

消化器系のがんは年々増加傾向にあり、その原因の一つとして食の欧米化があげられています。しかし、はっきりとした原因はまだ解明されていません。

大腸がんの死亡率は全がん種中2位となっていますが、早期発見することで治癒率は非常に高くなるため、早期発見・早期治療が重要です。

大腸がんの症状

大腸がんの症状 下血、血便(黒ずんだ便)、原因不明の下痢・便秘、貧血 など

下血や血便は痔と間違えやすいのですが、排便時に痛みを伴わない場合は大腸がんの可能性が高いです。しかし初期の大腸がんはほぼ症状がないため、発見が遅れることも少なくありません。

大腸がんの検査・診断

  • 直腸診
  • 便潜血検査
  • 注腸造影検査
  • 大腸内視鏡検査
  • その他(腫瘍マーカーや超音波、CTやMRIなど)

大腸がんの治療方法

大腸がんの主な治療法 内視鏡治療 / 手術(外科治療) / 放射線療法 / 抗がん剤治療(化学療法、分子標的治療)

治療法

大腸がんの生存率

大腸がんも他がん腫と同様に、ステージ・年齢・全身状態等によって条件は変わるため、下記内容はある程度の目安であることを忘れないでください。

  • 大腸がんステージ0期 : 5年生存率は約95%
  • 大腸がんステージ1期 : 5年生存率は約90%
  • 大腸がんステージ2期 : 5年生存率は約80%
  • 大腸がんステージ3期 : 5年生存率は約65%
  • 大腸がんステージ4期 : 5年生存率は約23.5%
  • 肛門がん : 5年生存率は約70%

大腸がんの転移・再発・末期

転移が多い部位として、肝臓・肺・リンパ節になり、骨・脳など全身転移する場合もあります。また約80%の患者さんは、術後2年以内に再発することが多く、術後の経過観察が重要です。
肛門がんに関しては術後のリンパ節転移が、約50%と非常に高い数字になっています。

末期では、根治困難な状態のため治療法がありません。そのため治療目的として、余命を延命する、抗がん剤治療(化学療法)・放射線治療などを同時に行う集学的療法や、痛みや精神的ケアを行う緩和治療が選択されます。

最新ニュース