大腸がんの転移・再発

転移が多い部位として、肝臓・肺・リンパ節になり、骨・脳など全身にも転移する場合があります。また約80%の患者さんは、術後2年以内に再発することが多く、術後の経過観察が重要です。

大腸がんステージごとの転移

■ 大腸がんステージ0期

粘膜下層の浅い部分にとどまっている状態で、リンパ節転移している可能性はほぼないため、内視鏡治療でがんを完全切除できれば根治するとされています。

■ 大腸がんステージ1期

リンパ節転移の可能性はほぼないため、がんを完全切除できれば根治する可能性が高くなります。

■ 大腸がんステージ2期

予後は比較的良く、早期発見で再発した場合でも治療しやすいと言われています。

■ 大腸がんステージ3期

再発の可能性が高いがんになり、肝臓や肺などに転移しやすい性質を持っています。
手術で全切除した後にも、補助療法として抗がん剤を使用したり、半年ごとの定期的な検査が必要になります。

■ 大腸がんステージ4期

肝臓や肺などに遠隔転移している場合は手術でがんを全切除することが困難なため、抗がん剤か放射線療法・緩和ケアでの治療となります。

■ 肛門がん

術後のリンパ節転移が、約50%と非常に高い数字になっています。

大腸がんの末期

特徴的な症状はありませんが、大腸がんは静かに進行していきます。悪化すればさまざまな症状が現れてきます。

転移が進んでしまった末期は、根治が困難です。そのため治療目的として余命を延長する、抗がん剤治療(化学療法)・放射線治療や、痛みや精神的なケアを行う緩和治療が選択されます。

主な症状 : 腰痛、尿が出づらい、腸閉塞、便が細い、貧血、体重減少、食欲不振、嘔吐、呼吸困難 など

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