食道がんの主な治療方法

病期の進行度に応じて、それぞれに対応した治療法があります。

食道がん診療ガイド

■ 食道がんステージごとの治療ガイド

ステージ治療ガイド

◼︎ 内視鏡的切除術

最も負担の少ない治療法で、0〜1期の一部で適応となります。

◼︎ 内視鏡的粘膜切除術 : 食道粘膜にとどまっているがん細胞を内視鏡で確認しながら、食道内側から切除する方法。
◼︎ 内視鏡的粘膜下層剥離術 : 病巣下層部に薬剤を注入して浮かせ、病変周囲とともに一括して電気メスで慎重に切除する方法。

◼︎ 切除手術

食道がんでは、切除手術が最も根治性が得られる治療法とされています。1〜3期の他臓器への浸潤がない場合に適応となります。

しかし、食道がんの切除手術は大がかりな手術が多く、肺炎や縫合不全などの合併症や、手術による死亡リスクが3〜5%あることにも注意しなければなりません。

◼︎ 化学放射線療法

放射線治療の効果を高め、再発・転移の予防目的で、放射線治療と同時に抗がん剤治療を行います。1〜3期に適応となり、症状によっては切除手術と同等の効果の報告もあります。

同時に抗がん剤治療を行う分、副作用が強くなるため、体力が十分でない場合は選択されない場合もあります。

◼︎ 抗がん剤治療

1〜4期の食道がんで行われています。事前にがんを小さくして、切除しやすくするための術前化学療法や、手術後の再発・転移を予防するための術後化学療法などがあります。 4期では、抗がん剤治療・緩和ケアが中心となります。

◼︎ 食道内挿管法

がんによる食道の狭窄のために、食事が通りにくい場合に行われます。
シリコンゴムや金属の網でできたステントと呼ばれる筒を、食道内に入れて食べ物が通るようにしたり、内視鏡切除術を行うスペースを作り出します。

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