肝臓がんの転移

肝細胞がんと胆管細胞がんは、先に肝臓内に何個もがんを作ってしまう「肝内転移」が特徴的です。また肝細胞がんは、リンパ節転移はあまり見受けられません。

他臓器への転移は、肺・骨・腹膜・脳・胃・副腎などがあげられます。胆管細胞がんに関しては、リンパへの転移が多く見られる特徴があります。

転移

肝臓がんの再発

多くがウイルス性肝炎を起因とする肝硬変が進行してがん化するため、再発率が高いです。

手術で切除することができた場合で
  • 3年以内に約50%
  • 5年以内に約80%
最も数字が高いのは術後1~2年です。

約90%は再び同じ肝臓内で再発する「残肝再発(ざんかんさいはつ)」が多く、再発する度にがんの個数が増えて多発する傾向にあります。

再発を繰り返すうちに、がんが肝動脈以外から栄養を取り込むようになってしまい、抗がん剤などの効果が少なくなる場合があります。また肝機能が低下している場合は、肝動脈塞栓術を行えないケースもあります。

肝臓がんの末期

末期症状は、進行具合・状態などによって個人差が大きく様々です。

◼︎ 肝臓がん末期の主な症状
貧血、体重減少、黄疸、腹水、胸水、浮腫、下痢、発熱、激しい腹痛、全身の激しいかゆみ、全身の倦怠感、急激な食欲不振、自力での栄養摂取が困難な状態になる など

◼︎ 転移での主な症状
呼吸困難、腹部膨満感、消化器官障害、腎不全、食道静脈瘤、出血傾向 など

上記のような症状が現れるということは、肝臓がんの進行はずいぶん進んでしまっていると考えられます。そのため、切除や移植手術などは適応されず、抗がん剤などによる化学療法や緩和ケアが選択されます。

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