肺がんの一般的な検査・診断

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◼︎ 胸部X線検査
通常の検診などで行う胸部X線検査より、さらに精度の高い撮影方法を用いて検査し、肺にがんの影の有無を調べます。

◼︎ 胸部CT検査
CT検査はX線を身体の外側から照射して、身体の断層を画像に表す検査です。がんの大きさ、性質、周辺臓器への広がりなど、X線検査よりはるかに多くの情報が得られるため診断には必須です。治療の効果判定や経過観察でも用いられます。

◼︎ 腫瘍マーカー検査
がん細胞が産生する特殊物質のうち、主として血液中で測定できるものでがんの性質や広がりの目安を示すものとして使われます。肺がんの腫瘍マーカーには、CEA、SCC、proGRP、NSE、Cyfra21-1(シフラ)などがありますが、あくまでこの検査だけでがんの有無を確定できるものではありません。

  • CEA : 一般的な腫瘍マーカー。肺がん以外にも消化器系や乳がんなどでも使用されます。
  • SCC : 扁平上皮がんを調べるための腫瘍マーカーです。
  • proGRP : 小細胞肺がんを調べるための腫瘍マーカーです。
  • NSE : 小細胞肺がんを調べるための腫瘍マーカーです。
  • Cyfra21-1 : 扁平上皮がんを調べるための腫瘍マーカーです。

肺がんの病理検査

肺がんは主に胸部X線検査、胸部CT検査、内視鏡の検査のあと、確定診断を行います。 確定診断に関しては、喀痰検査などの肺がんの病理検査をします。

■ 喀痰細胞診
がん組織からはがれ落ちて痰に混じって出てきたがん細胞を検出する検査で、数日かけて何回か繰り返し痰を採って調べます。

■ 気管支鏡検査
気管支内視鏡を鼻または口から挿入し、がんが疑われる部位から組織や細胞を採取します。

■ 胸水検査
胸水穿刺細胞診により、肺の外にたまった水を抜いてがん細胞の有無を調べます。

■ 経皮的肺生検
X線透視、超音波、CTなどで確認しながら、皮膚の上から細い針を肺に刺して組織を採り、病理検査を行います。

■ 胸腔鏡検査
胸の皮膚を小さく切開して胸腔鏡を肺の外側(胸腔)に挿入し、肺や胸膜あるいはリンパ節の一部の組織を採取します。

■ 縦隔鏡検査
胸骨の上のくぼみの皮膚を切開して縦隔鏡を挿入し、リンパ節や近くの組織を採取します。

■ 開胸肺生検
手術で胸を開き(開胸)、肺や胸膜あるいはリンパ節の一部の組織を採取します。

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