悪性リンパ腫とは・・・

リンパ リンパ2

リンパ節に生じるがんで、リンパ組織の内部でがん細胞が増殖します。
リンパ節以外のリンパ球が集中する場所(脾臓や、胸腺、扁桃腺など)もリンパ組織の一部になるため、悪性リンパ腫は発症します。これらを節外性リンパ腫と呼びます。

節外性リンパ腫を除く悪性リンパ腫は大きくわけて「ホジキンリンパ腫(ホジキン病)」と「非ホジキンリンパ腫」の2種類に大別されます。

ホジキンリンパ腫の国内発症率は悪性リンパ腫のうち10〜15%ですが、アメリカでは25〜50%占めます。逆に非ホジキンリンパ腫は約90%を占めます。

さらに非ホジキンリンパ腫はがん化したリンパ球の性質の違いにより、「B細胞性リンパ腫」と「T細胞性リンパ腫」に分別されます。

リンパ節に腫瘍がみられる場合、受診する科は内科、外科、耳鼻咽喉科です。治療に関しては化学療法専門の血液専門医のいる病院に相談しましょう。

悪性リンパ腫の原因

他がん種の多くと同じく、はっきりとは分かっていません。白螓病(はくろうびょう)などと同じように、化学物質や放射線、ストレスなど、さまざまな原因が関連し合っていると考えられます。

悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の症状 リンパ節のしこり など

発症するとがん化したリンパ球が急激に増加し、白血病と似た症状が現れます。悪性リンパ腫はリンパ節のしこりに自分で気が付き、病院へ行くと発覚したということがほとんどです。

悪性リンパ腫の検査・診断

悪性リンパ腫は種類や進行度によって治療が異なるため、悪性リンパ腫の分類確定がとても重要になります。主に組織検査と全身検査で確定していきます。

組織検査(生検)/ 全身検査(血液検査、骨髄検査、脳髄液検査、胸部X線検査、超音波検査)など

悪性リンパ腫の治療方法

一般的には放射線療法と抗がん剤を使用して治療を行います。標準治療で効果がみられない場合は大量の抗がん剤と併用して造血幹細胞移植を行います。近年では、「末梢血幹細胞移植」と呼ばれる造血幹細胞移植が行われます。

悪性リンパ腫の主な治療法 放射線療法 / 化学療法 / 造血幹細胞移植

悪性リンパ腫の生存率

◼︎ ホジキンリンパ腫の予後
ステージ1期 : 90%以上
ステージ2期 : 80〜90%
ステージ3期 : 50〜90%
ステージ4期 : 40〜65%

ホジキンリンパ腫の他にも、非ホジキンリンパ腫などもあるため、一概に全ての悪性リンパ腫が上記の数字だとは言い切れません。

悪性リンパ腫の転移・再発・末期

種類により進行や悪化の仕方が違ってきます。中悪性度・高悪性度の場合は、進行が早く骨髄や中枢神経への転移をするケースも多く、同じ血液のがんである「白血病」に移行することもあります。

末期は、がんが臓器を侵していたり、骨髄や血液中にもがんが広がっている状態を指します。
転移場所によって、食欲不振・悪心・嘔吐・イレウス様症状・黄疽・腹水などが現れ、免疫不全状態および白血球減少などにより、易感染状態から感染症を合併し発熱するケースもあります。

最新ニュース