悪性リンパ腫の主な検査

悪性リンパ腫は種類や進行度によって治療が異なるため、悪性リンパ腫の分類確定がとても重要になります。主に組織検査と全身検査で確定していきます。

◼︎ 組織検査(生検)

組織検査(生検)

腫れたリンパ節や疑わしい組織の一部を採取して調べ、悪性リンパ腫の種類を確定していきます。一度の組織検査で確定できない場合は経過観察しながら、再度組織検査を行う場合もあります。

◼︎ 全身検査

全身検査

組織検査で悪性リンパ腫の種類が確定すると、進行度(病期)を調べていきます。以下が主な検査項目です。

血液検査 / 骨髄検査 / 脳髄液検査 / 胸部X線検査 / 超音波検査 / CT検査 / MRI検査 / ガリウムシンチグラフィー検査 / PET検査 / 消化管内視鏡検査 など

リンパ腫細胞が広がっている部位によって検査項目もかわってきます。

ホジキンリンパ腫の分類

ホジキンリンパ腫は病理組織学的に5つに分類されます。

  • 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫
  • 古典的ホジキンリンパ腫(結節性硬化型 / 混合細胞型 / リンパ球豊富型 / リンパ球減少型)

結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫と古典的ホジキンリンパ腫では若干予後に違いがあるとされていますが、いずれの場合も今後の検討が必要です。

非ホジキンリンパ腫の分類

分類

◼︎ 前駆細胞型

前駆B細胞リンパ芽球性白血病 / 前駆T細胞リンパ芽球性白血病

前駆細胞型の腫瘍はBまたはT細胞性があり、子供に多く発生します。悪性リンパ腫の中では約1%の発症率です。

◼︎ 成熟B細胞腫瘍

慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫 / リンパ形質細胞性リンパ腫 / 脾辺縁帯リンパ腫 / 形質細胞腫瘍 / 節性辺縁帯B細胞リンパ腫  / 粘膜関連リンパ組織型辺縁帯B細胞リンパ腫(MALTリンパ腫) / 濾胞性リンパ腫 / マントル細胞リンパ腫 / びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 / 縦隔(胸腺)発生大細胞型B細胞リンパ腫 / 血管内大細胞型B細胞リンパ腫 / 原発性浸出性リンパ腫 / リンパ腫様肉芽腫症 / バーキットリンパ腫 / 濾慢性リンパ性白血病 / B細胞前リンパ球性白血病 / 有毛細胞白血病

◼︎ 成人T細胞およびNK細胞

成人T細胞白血病・リンパ腫 / 節外性鼻型NK・T細胞リンパ腫 / 腸管症型T細胞リンパ腫 / 肝脾T細胞リンパ腫 / 皮下脂肪組織炎様T細胞リンパ腫 / 芽球性NK細胞リンパ腫・芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍 / 菌状息肉症・セザリー症候群 / 原発性皮膚CD30陽性T細胞リンパ増殖異常症 / リンパ腫様丘疹症 / 境界病変 / 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫 / 末梢性T細胞リンパ腫、非特定 / 未分化大細胞リンパ腫 / 他のT・NK細胞リンパ腫

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