悪性リンパ腫の主な治療方法

治療法は悪性リンパ腫の種類や病期によって様々なため、まずは悪性リンパ腫の種類と進行度を把握することが大切です。

◼︎ 放射線療法+抗がん剤

一般的な治療法となります。この標準治療で効果がみられない場合は大量の抗がん剤と併用して造血幹細胞移植を行います。

◼︎ 造血幹細胞移植

造血幹細胞移植を行う場合は、自身の細胞を使う場合と肉親や骨髄バンクなどから提供者を探す場合があります。これを「同種造血幹細胞移植」と呼びます。

造血幹細胞移植

近年では、「末梢血幹細胞移植」と呼ばれる造血幹細胞移植が行われます。これは特殊な手法により、血液から幹細胞を取り出すことが可能となりました。移植後の骨髄昨日の回復も迅速で、保険適用となるため、造血幹細胞移植では主流となっています。

ホジキンリンパ腫の治療

限局期のホジキンリンパ腫は、限局的な放射線照射と抗がん剤との併用治療が中心です。進行期になると抗がん剤での治療が中心となります。

◼︎ 放射線治療

限局期のホジキンリンパ腫に対しては、抗がん剤以上の効果を示したため、現在では早期のホジキンリンパ腫や高齢者の方の治療に用いられます。

治療

◼︎ 抗がん剤

ABVD療法が第一選択薬となっています。これまではMOPP療法やCOPP療法なども利用されていましたが、現在では、ABVD療法から薬剤を減らすなどの治療法になります。

非ホジキンリンパ腫の治療

◼︎ 抗がん剤

現在では、CHOP療法にリツキシマブを加えたR−CHOP療法が第一選択肢となっています。

低悪性度リンパ腫の大半のリンパ球はB細胞ががん化したものです。このがん細胞は表面に「CD20」と呼ばれるB細胞特有の腫瘍マーカーを持っているため、リツキシマブはそのマーカーを持つ細胞だけを攻撃します。

従来の抗がん剤とは異なる仕組みでがん細胞の増殖を阻害し副作用も抑えられ、他の抗がん剤と併用しやすい点もあり、多用されています。

◼︎ 骨髄移植、末梢血幹細胞移植など

上記の治療で効果が期待できない場合は、骨髄移植や末梢血幹細胞移植、これまで使用しなかった抗がん剤投与を行いますが、確立された治療法ではないため、症状が改善しないこともあります。

治療

◼︎ 放射線療法

腸や精巣、脳や肺などに転移している場合は予後が良くないため、放射線照射や外科手術も行います。

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