卵巣がんの転移・再発

卵巣がんや子宮体がんなどにも同様に言えますが、転移しやすい部位、再発しやすい部位があります。

子宮頚部 / 膀胱 / 直腸 / 骨盤内のリンパ節 / 骨盤壁

また遠隔転移しやすい部位としては、肺・肝臓・骨盤・大動脈リンパ節・骨・腰などになります。

転移

転移時の主な症状

  • 小腸 : 食欲不振・体重減少。ひどい場合には腸閉塞を起こす
  • 尿管 : 尿の流れが悪くなり肝孟縁になり、高い熱が出て腰痛も起こる
  • 静脈 : 足は太く紫色に変色・むくみが現れる
  • 直腸 : 排便障害
  • 膀胱 : 排尿障害
  • 骨盤の外 : がんが大きくても症状が出ないことが多い。(全身にがんが広がったことを意味している)

再発時の主な症状

下記症状が見られる場合は、子宮頚部、膣粘膜などに再発している可能性があります。

ある時からおりものが急に異常に増える / おりもののにおいが気になる / 膿のようなおりもの / 性器からの出血

卵巣がんの末期

末期では、様々な症状が現れてきます。

  • 腸 : 食欲不振
  • 膀胱 : 頻尿や排尿障害、下腹部の膨満感、腰痛や腹痛
  • 腹部 : ウエストがきつく感じた場合、がんのせいだけでなく、腹水(腹部に溜まった体液で、腹腔内にがん細胞が散らばった状態)が溜まっている可能性もあります。全身倦怠感や、起き上がることが厳しくなるケースもあります。
  • その他 : 吐き気や高熱、足のむくみなど

遠隔転移した際の主な症状

遠隔転移

  • 肺 : 食欲不振、胸水が溜まって息切れが多くなる
  • 小腸 : 食欲不振・体重減少、ひどい場合には腸閉塞を起こすケースもあり
  • 尿管 : 尿の流れが悪くなり肝孟縁が起こり、それとともに高熱が出て腰痛も現れる
  • 静脈 : 足は太く紫色に変色したり、むくみが現れる
  • 直腸 : 排便障害
  • 膀胱 : 排尿障害
  • 肝臓 : がんが大きくなるまで、症状はほぼありませんが、やがて圧迫感や黄疸などが現れる
  • 骨 : 腰椎が最も多く、激痛や病的骨折が起こるほか、脊髄が圧迫されることによる麻痺が現れる

卵巣がんも他がん種と同様に、進行が進んでいるほど再発率が上がります。また初期症状が乏しいため、見つけた時には既に遠隔転移している場合も多いです。

遠隔転移している場合は、手術のみでがんを切除することは困難で、抗がん剤による化学療法が中心となります。

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