咽頭がんの転移・再発

いずれも治療後の経過はあまり良くなく、再発しやすいがんでもあります。
上咽頭がんはリンパ組織が多いため、症状が現れはじめ診断を行なった時点で70〜80%ほどがリンパ節に転移しています。

同様に中・下咽頭がんも、症状が現れはじめ診断を行なった時点で50〜60%ほどがリンパ節に転移しています。

また、咽頭周辺には食道や口腔(口の中)などが隣り合わせのため、咽頭に発症したがんが転移し、食道がんや口腔がんなどを併発しているケースもあります。

咽頭の上部である上咽頭にがんが発症すると、咽頭から遠い臓器や組織に転移しやすい上に、耳の器官が近いため、中耳炎などを併発するケースもあります。

咽頭がんの末期

発見時にはすで、頸部リンパ節転移や喉頭に浸潤が見られる場合も多く、また食道がんと重複して発症しているケースもあります。

ステージの進んだ3〜4期の下咽頭がんは、次のような転移や症状が現れます。
周囲組織(骨、軟骨、筋肉)に浸潤、リンパ節転移、肺転移、骨転移、嚥下の異物感、声がれ、息苦しさ、色々な痛みなど。

  • 中耳炎(頭の膨張感と頭痛と難聴)
  • 景色が二重に見える
  • 飲み込む時の異物感、声がれ、息苦しさ、色々な痛みなど
  • 遠隔転移をしている場合は、転移場所の痛みなどの症状が現れる

咽頭がんの末期治療

手術

治療に関しては放射線療法単独では治癒率が低いため、一般的には手術が中心となります。

手術を行う場合でも、術前に放射線療法を行うことでがんを縮小させ、手術をやりやすくする目的や、術後に取り残しが疑われる部分に照射する場合もあります。

また、場合によっては化学療法(抗がん剤)と組み合わせるケースもあります。化学療法(抗がん剤治療)は放射線療法や手術の補助的な治療となります。

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