前立腺がんの主な検査

まず、PSA検査を行ってからPSA値に異常があった場合に、直腸診や経直腸的超音波診断が選択されます。

血液検査

◼︎ PSA検査(前立腺特異抗原)
PSA検査での腫瘍マーカーの採血は、最も重要で早期発見に必須です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーのため、基本的に前立腺の異常のみを検知しますが、健常者でも多少血液中に浸出している場合があります。

【 基準値 】
PSA正常値 : 一般に4.0 ng/ml
前立腺疾患患者の場合 : 4.0 ng/ml以上

◼︎ 経直腸的超音波診断
PSA値に異常があった場合に行われるのが、「直腸診」や「経直腸的超音波診断」です。

直腸診は、肛門から指を入れて前立腺を直接調べる検査です。この方法は前立腺の大きさ・弾力・しこりの有無を確認することができ、PSA検査で発見できないタイプのがんが発見されることも少なくありません。

経直腸的超音波診断

経直腸的超音波診断は、超音波を発するプローブと呼ばれる器具を肛門から直腸内に入れ、前立腺の形や構造などを確認し、がんの有無を確認したり、がんの位置を調べることができる検査です。

前立腺がんの主な診断

■ 前立腺生検
がんの疑いがある場合に、前立腺生検が行われます。直腸エコーのガイドに沿って前立腺に生検針を刺し、顕微鏡でがんの有無を調べます。

前立腺生検は負担が大きい検査ですが、がんの有無や経直腸的超音波診断悪性度など、今後の治療方針を決めるために大切な情報を得ることができる検査になります。所要時間は30分程度です。

【 グリソンスコア 】
病理検査でがんの有無を調べる際、同時に悪性度を「グリソンスコア」という数値にし、治療法選択などの目安にします。特に、悪性度は重要です。

【 グリーソン分類 】
がんの分類には「悪性度」があり、それを高・中・低の3段階で分類します。高分化癌は「大人しいがん」、低分化癌は「転移しやすいがん」のように分けます。

グリソンスコア

最近では「グリソンスコア」(グリーソン分類)と呼ばれる点数で分類し、その悪性度を評価し治療

◼︎ 画像検査
前立腺生検でがんと確定診断された場合、最終的な治療方針を決定するために行います。CT検査、MRI検査、骨シンチグラフィなど、体全体の診断を行い、転移の有無などを確認するケースもあります。

前立腺がんの場合は、骨転移が生じやすいため早期の骨転移を見つけるには、骨シンチグラフィが有効な検査です。

画像検査

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