前立腺がんの転移・再発

前立腺癌は、がん細胞が血液で運ばれて、他の臓器や骨に転移しやすい特徴があります。

【 転移しやすい部位 】 
膀胱 / 尿道 / リンパ節 / 肺 / 肝臓 / 骨(脊椎、骨盤骨、大腿骨などが多い)

転移率は、乳がんや肺がんと同レベルの高い確率だと言われています。

上半身 下半身

また他臓器に転移しても、転移したがんは元々のがん性質を持っているため、前立腺がんと同内容で治療法が決められます。
主にホルモン療法、さらには化学療法(抗がん剤治療)が行われます。

再発の場合、局所再発の治療法は、放射線治療やホルモン療法が中心になります。
放射線治療を行っても状態が良くない場合には、ホルモン療法を行い、それでも良くならなければ抗がん剤治療が選択されます。

ステージ別の非再発率

下記の数字は、再発しない可能性となり、あくまで目安になります。

◼︎ ステージA1〜B2期

5年以内に再発しない確率(5年非再発率):約90%。ほぼ再発する可能性はありません。

◼︎ ステージC期

5年以内に再発しない確率(5年非再発率):約60%です。A〜B期はほぼ再発はありませんが、C期になると、約40%の方で前立腺がんが再発する傾向があります。

◼︎ ステージD期

5年以内に再発しない確率(5年非再発率):約5%。再発のリスクが非常に高くなります。また、D期になるとホルモン療法が中心になります。

前立腺がんの末期

末期まで進行すると、治療による改善は困難になり5年生存率も下がります。また、治療目的として、余命を延長するための、抗がん剤治療(化学療法)、放射線治療、痛みや精神的なケアを行う緩和治療が中心となります。

また高齢になってから前立腺がんを発症するケースが多いため、末期に行きつくまでの間に治療を行わなくても、寿命に影響がないケースもあります。それほど、進行が遅いということです。

◼︎ 末期の主な症状
尿が完全に出なくなる / 微熱が持続 / 全身の倦怠感 / 骨転移による骨の痛みや骨折 など

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