前立腺がんの主な治療方法

前立腺がんは早期発見できれば、様々な治療法で対応が可能です。治療の選択としては、がんの大きさ、悪性度、PSA値によって分けられます。それに加え、年齢、全身状態、合併症などの条件も加わってきます。

治療方法

◼︎ 待機治療

前立腺生検の結果、比較的大人しいがんがごく少量のみ認められ、特に治療を行わなくても余命に影響がないと判断される場合に選択されます。

◼︎ 手術療法

手術の場合、前立腺、精嚢を摘出し尿道と膀胱を吻合する方法を用います。
がんが前立腺内にとどまっており、10年以上の期待余命が期待される場合には、生存率を最も高く保障できる治療法だと言われています。

恥骨後式前立腺全摘除術

下腹部を切開して前立腺を摘出する方法です。※ステージA・Bまでの患者が対象

会陰式前立腺全摘除術

肛門の上を切開して前立腺を摘出する方法です。※ステージA・Bまでの患者が対象

会陰式前立腺全摘除術

腹腔鏡と呼ばれる内視鏡で行う手術の事で、お腹を大きく切らず腹部に小さな穴を開けて手術を行うため、患者の負担が少なくてすむ手術です。

◼︎ 放射線治療

手術療法と同様に、転移のない前立腺がんに対する根治の目的と、骨転移などによる痛みの緩和、あるいは骨折予防の目的に使用されるケースがあります。

◼︎ 内分泌療法(ホルモン療法)

前立腺がんは男性ホルモンに大きく依存していることを利用し、男性ホルモンの働きを抑える治療法です。内分泌療法は転移のある前立腺がんに対して選択されます。

高齢者の場合や患者本人の希望、手術あるいは放射線治療を実施されなかった転移のない前立腺がんに対しても選択されます。また、手術や放射線治療後に再発した場合にも用いられます。

【 ステージ別の治療方法 】

● ステージA1期 : 待機療法 / 手術療法
● ステージA2〜B2期: 手術療法 / 放射線療法
● ステージC期 : 内分泌療法(ホルモン療法) / 放射線療法
● ステージD期 : 内分泌療法(ホルモン療法)

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