胃がんとは・・・

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胃内の内側粘膜から発生するがんです。胃内は内側から粘膜上皮、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、漿膜で構成されており、固有筋層までがんが浸潤すると進行胃がんと呼ばれます。

胃がんは、治療方法が確立されているため、全がん種内で占める死亡率の割合は低くなっています。

胃がんの原因

日本人は、非常に胃がんになりやすいと言われています。
原因について、いくつかのリスク要因が指摘されていますが、決定的な原因となるものはありません。ですが、原因であろうと言われているものが、いくつかあげられています。

喫煙、ストレス、ピロリ菌の感染、塩分・動物性食品の過剰摂取、ビタミン不足、加齢、遺伝、慢性的な胃炎など

特に喫煙は、胃がんの発症率が非喫煙者よりも約3倍も跳ね上がると言われています。

胃がんの症状

胃がんの症状 食欲低下、体重減少、胃の不快感、消化不良やゲップが頻繁に出るなど

また、胃潰瘍のような症状もあり、空腹時に胃が痛み、食事を摂るとおさまります。早期胃がんはほぼ無症状のため、発見しにくく、がんを発症していても気付かないことがほとんどです。

胃がんの検査・診断

主な検査はX線造影検査と内視鏡検査です。内視鏡検査では目視で胃内部を確認するため、病変の一部を採取して生検を行い、確定診断をしていきます。

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超音波検査やCT検査では転移の有無やがんの浸潤度を調べ、治療法が決定されます。

胃がんの治療方法

基本治療は手術です。手術の方法と切除範囲はステージや浸潤度、リンパ節転移の有無によって異なります。

胃がんの主な治療法 内視鏡的粘膜切除術(EMR) / 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) / 外科手術 / 化学療法

診療ガイド

胃がんの生存率

胃がんについても他がん種と同様に、ステージ・年齢・全身状態等によって条件は変わるため、下記内容はある程度の目安であることを忘れないでください。

  • ステージ1A〜1B期 : 5年生存率は、約90%
  • ステージ2A〜2B期 : 5年生存率は、約70%
  • ステージ3A期 : 5年生存率は、約50%
  • ステージ3B〜3C期 : 5年生存率は、約30%
  • ステージ4期 : 5年生存率は、約10%
  • スキルス胃がん : 手術を行って、5年生存率は約20%程度。手術不可の場合、約10%

胃がんの転移・再発・末期

進行胃がんでは、肝臓・肺・腹膜にも転移が見られるケースがありますが、早期胃がんではこれらの転移はほぼありません。そのため、早期胃がんの予後はとても良好と言えるため、早期発見が一番の鍵だと言えます。

末期まで進行してしまうと、手術や抗がん剤などのさまざまな治療を行いますが、がんの進行を抑えることができたとしても、切除することは不可能となってしまいます。スキルス胃がんの末期も同様です。

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