胃がんの転移・再発

進行胃がんでは、肝臓・肺・腹膜にも転移が見られるケースがありますが、早期胃がんではこれらの転移はほぼありません。

そのため、早期胃がんの予後はとても良好なため、早期発見が一番の鍵だと言えます。

< 主な転移場所 >
肝臓、肺、腹膜転移(腹膜播種)、骨、脳

転移

転移・再発は、胃にできたがん細胞が血流・リンパ液の流れに乗って身体中に巡るために起こります。

胃がんの3大転移

  • リンパ行性転移 : がん細胞がリンパ管に入り込み、リンパ節に転移
  • 血行性転移   : がん細胞が血管に入り込み、肝臓や肺などに転移
  • 腹膜播種性転移 : がん細胞が胃の一番外側の膜を破り、腹部中に種を播いたように転移

転移したがん細胞は転移先で増殖し、肝臓であれば肝機能の低下や腹部中に腹水が貯まったり、腸が狭くなるなどを引き起こし、危険な状態に陥る場合もあります。

これを「転移再発」と言い、この場合、手術だけでの治療で治すことはできなくなります。そのため、抗がん剤治療が中心となります。もちろん、手術後に再発・転移した際の治療も、抗がん剤治療が中心です。

胃がんの末期

末期では、手術や抗がん剤などのさまざまな治療を行いますが、進行を抑えることができたとしても、切除することは不可能となってしまいます。スキルス胃がんも同様です。

< 末期の主な症状 >
体中に激痛が起こる、咳、吐き気、嘔吐、めまい、吐血、下血などの症状がさらに強くなる、など

黄疸が現れることもあり、体重減少や食事もまともに摂れない状況になってしまいます。骨転移した場合は、特にかなりの痛みを強いられるようです。

遠隔転移などによって多くの症状が現れるため、手術による根治治療は行えず、放射線・抗がん剤・緩和ケアが中心となります。

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