乳がんの末期症状と転移箇所の治療法

2017年12月16日(土)

乳がんになる女性は年々増加している。
特に30代後半〜40代の女性は乳がんになる危険性が急増する。
今や日本人女性の12人に1人は乳がんにかかるというデータが出ているのだ。

そんな乳がんは、進行するとどのような末期症状が出て、どのような場所に転移するのだろうか。

この記事では、乳がんの末期症状や末期(ステージ4)の治療法、転移先での末期症状などを記載していく。

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乳がんの末期症状

乳がんの末期というと、がんが乳房以外の他の臓器にまで転移している状態のことを指す。
乳がんを発症して末期症状が現れるまでの間には、乳房のしこりや痛み、腋窩リンパ節の腫脹など、乳がん特有の症状が見られる。

しかし、乳がんは比較的はやい段階で転移する特徴があるため、自覚症状が出はじめた頃には既にがんが他の臓器に転移しているという場合も少なくない

乳がんが進み末期になると、増殖したがん組織に炎症や潰瘍が発生し、耐え難い痛みに苛まれるという末期症状が多くみられる。
その他、乳房切除に関連した疼痛や、転移した臓器をがんが障害することによって起きる疼痛などもあるのだ。

また、転移先でも症状が出てくる。

乳がんが転移しやすい部位としては、骨、肺、肝臓、脳などだ。
転移先ではどのような末期症状が起きるのだろうか。

 

転移先での末期症状と治療法

 

乳がんは、骨に転移する可能性が非常に高い。
骨転移の場合は、転移した部分に痛みが出てくる。

最初は軽く痛む程度だったはずなのに、しだいに耐えられない痛みになっていき、鎮痛剤を常備していなければ普通に生活できないくらいになってしまうのだ。
他にも、骨からカルシウムが血中に溶け出す「高カルシウム血症」になる場合もある。

また、がんが転移した部分の骨は折れやすくなるため、ちょっとしたことで折れてしまう「病的骨折」も起こりやすくなる。

 

乳がんが骨に転移した場合の治療法

基本的には全身薬物療法になるが、骨折しそうな場所や痛みがある場合は放射線療法や鎮痛剤の投与、手術などが行われることもある。

高カルシウム血症になった場合は、
点滴治療によって血中のカルシウム濃度を下げる方法がとられる。

 

乳がんが末期となり肺に転移した場合は、長く続く空咳や、血痰、胸痛、呼吸困難などの末期症状が出てくる。

また、胸膜に転移すると胸水が溜まってしまう。

 

乳がんが肺に転移した場合の治療法

乳がんは肺に転移した場合、抗がん剤やホルモン治療薬などの薬物療法が行われることが一般的だが、ケースバイケースで手術が行われる場合もある。

また、必要に応じて胸水を抜くための措置や、症状を和らげるための薬の投与が行われる。

 

肝臓

何か異変が起こっても自覚症状が出にくいことから、「沈黙の臓器」と呼ばれている肝臓。
そのため、乳がんが転移しても、初期の頃であれば何の症状も出ないことがほとんどだ

しかし、がんが進行すると食欲減退、倦怠感、みぞおちの圧迫感などの末期症状が出てくる。

また、腫瘍によって胆汁の通り道である胆管がふさがれてしまうと、「黄疸」という白目や皮膚が黄色っぽくなってしまう末期症状が現れる。

 

乳がんが肝臓に転移した場合の治療法

乳がんが肝臓に転移した場合は、薬物療法と肝切除が選択される。

肝臓に転移していると他の部位にも転移している場合が多いため、抗がん剤やホルモン治療薬などの全身薬物療法が行われるのだ。

ただし、「他の臓器に転移していない」「術後から1年以上経っても再発していない」などの
いくつかの条件を満たした場合のみ、肝切除が効果的だと言われている

 

脳に乳がんが転移した場合は、頭痛やめまい、吐き気などの他に、
言語障害、視覚障害、味覚障害、運動障害、人格障害など、様々な重篤な末期症状が出る。

 

乳がんが脳に転移した場合の治療法

脳転移による様々な症状を緩和させるために、転移巣を小さくすることを目的とした措置がなされる。
よくガンマナイフなどの放射線療法が行われるが、転移巣が1つの場合は手術によって取り除くことができるのだ。

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乳がん末期(ステージ4)の5年生存率と10年生存率

末期の乳がんとはいえ、患者によってその症状や重篤具合は様々である。
「末期の乳がんなら何年生きられます」とは一概には言えないが、ステージ4の5年生存率と10年生存率が統計で出ているので参考にしてもらいたい。

ちなみに以下の統計は女性の乳がんを対象とした結果である。

5年実測生存率 5年相対生存率 10年相対生存率
31.6% 32.6% 15.6%

乳がんは比較的進行が遅いとされているため、定期的な検診で早期に発見したいところだ。

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乳がん克服において最も重要なのは転移・再発の克服だ。再発がんや、全身または複数箇所への転移は、治療計画の大きな妨げとなってしまうだろう。 近年の乳がん治療では、様々な症状に対応できるように、併用治療を視野に入れた選択が非常に重要だ。そのうえで、癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きにも軸足をおいた、先進医療の研究にも目を向けるべきだろう。 2015年と2016年の日本癌学会学術総会において発表し、その臨床結果に大きな大きな反響を呼んだ抗腫瘍活性成分「フランDグルコース」もその一つだ。そのメカニズムの詳細はこうだ。

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