肝臓がんの末期症状・治療法・生存率について

2017年12月16日(土)

肝臓は、病気やがんなどで異変が起こっても自覚症状が乏しいことから、
「沈黙の臓器」と呼ばれている。
肝臓がんが進行しても自覚症状がまったく現れないことさえあるのだ。

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ただし、ステージ4の末期まで進行するとさすがに様々な末期症状が現れてくる。
では、肝臓がんの末期症状にはどのようなものがあるのだろうか。
治療法や生存率などと一緒に見ていこう。

 

肝臓がんの末期症状

肝臓がんの末期症状 食欲不振、倦怠感、体重減少、黄疸、吐血や下血、呼吸困難、胸水、血尿、血便、下痢

食欲不振、倦怠感、体重減少

肝臓がんの代表的な末期症状である。

肝臓がんは他の多くのがんと違い、肝炎ウイルスへの感染から急性肝炎、
慢性肝炎、肝硬変を経て発症するケースが多い病気だ。
肝硬変による症状として、食欲不振や倦怠感、体重減少などがよくみられる。

黄疸

こちらもよく現れる末期症状だ。
腫瘍によって胆汁の通り道である胆管がふさがれてしまうと、
白目や皮膚が黄色っぽくなってしまう。

吐血や下血

末期の肝臓がんによって肝臓に血液を送る「門脈」という
血管の流れが滞る症状が起こり、
食道や胃などの静脈が腫れて「静脈瘤」を形成することがある。

これが破裂してしまうと、大変な事態になる。
吐血や下血が大量に起こり、命の危機にさらされてしまうのだ。

呼吸困難

肝臓がんの末期症状として、肝機能の低下により流れ出た水分が原因で腹部や足、
胸のあたりに水が溜まることがある。
このことが原因で肺が圧迫され、呼吸困難に陥るのだ。

上記以外にも、胸水・血尿・血便・下痢など、様々な辛い末期症状が出てくる。

 

肝臓がんの原因

肝臓がんの原因 肝炎ウイルス(B型・C型)の感染、慢性肝炎や肝硬変など肝臓系の疾患を患っている、過度の飲酒、喫煙

肝炎ウイルス(B型・C型)の感染

肝炎ウイルスというのはA〜Gの7種類ある。
その中でも肝臓がんの原因となりやすいのは、B型とC型肝炎ウイルスだ。

肝炎ウイルスは、血液や体液同士が接触する輸血・性交・出産などで感染する。

なんと、C型肝炎に感染している人は、感染していない人に比べて
1000倍もがんになりやすいとも言われているのだ。

慢性肝炎や肝硬変など肝臓系の疾患を患っている

肝炎が悪化すると、肝臓をつくる肝細胞が死滅・減少し、
肝臓の機能が著しく低下する肝硬変という病気になる。
肝硬変からがんに発展する可能性は約7%だ。

過度の飲酒

過度の飲酒も間損がんの原因となる。
肝炎ウイルスや他臓器からの転移が肝臓がんの原因となる場合が多いが、
お酒も長期的に過剰に摂取すると肝機能が弱まり、解毒作用が低下してしまうのだ。

喫煙

肺がんだけではなく、肝臓がんの原因ともなる喫煙。
たばこの煙の中には何十種類という発がん性物質が含まれているのだ。

たばこの煙が直接肝臓に届くわけではないが、
煙に含まれる発がん物質が血中にまわり、肝臓に悪影響を及ぼすことがある。

 

末期の肝臓がんの治療法

末期症状が現れるほど進行した肝臓がんは、原則として手術での治療は適応外になる。
肝臓は人間にとって非常に重要な臓器であるため、摘出することはできないのだ。
仮に部分的に切除できたとしても、かなり限定的だ。

そのため、末期の肝臓がんは、肝臓をあえてそのまま残し、
抗がん剤治療やほしゃせん治療を用いて現在よりも進行しないようにする治療が選ばれる。

基本的に末期の肝臓がんは、手術が不可能となった時点で
生活の質を改善するQOLや延命措置となるのが一般的だ。

もちろん、部分切除や他者からの肝移植を受けられる場合は、その方法が選ばれる。

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肝臓がんの末期(ステージ4)とはどのような状態なのか

肝臓がんの末期(ステージ4)にはA期とB期がある。

ⅣA期 リンパ節転移はあるが、遠隔転移はない。
もしくは以下のどれにもあてはまらない場合。
・腫瘍が1つに限られる
・腫瘍の大きさが2cm以下
・脈管(門脈・静脈・胆管)に広がっていない
ⅣB期  遠隔転移がある

多くのがんでは遠隔転移している場合をステージ4(末期)とするが、
肝臓がんでは遠隔転移がなくてもリンパ節転移がある場合や、
腫瘍の数が2個以上の場合はステージ4(末期)となる点が特徴である。

 

肝臓がんのステージごとの5年生存率

肝臓がんの5年生存率には、
「がんの治療を始めた人の中で5年後に生存している割合」を示した5年実測生存率と、
「がんの人とがんではない人(年齢と性別が同じ)の5年後の生存率を比べた割合」を示した
5年早退生存率とがある。

ステージ 5年実測生存率 5年相対生存率
50.4 57.0
34.3 38.9
13.9 15.6
3.6 4.0
不明 22.6 25.3
30.9 34.8

※公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計’15」全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における5年生存率(2004~2007年診断例)より引用

 

肝臓がんの最後は……

肝臓がんが末期まで進み、手の施しようがない……そうなった場合、
最後はどうなってしまうのだろうか。

多くは、肝臓の解毒作用がほとんど働かなくなり、毒素が脳までまわり、
会話もできなくなり、誰が誰だか認識できなくなるといった意識障害が現れる。
認知症のような状態になったり昏睡状態、いわゆる寝たきりになったりしてしまうようだ。

こうなると、お別れが近い可能性が高い。

このような悲しい結末にならないためにも、
「沈黙の臓器」である肝臓を定期的に検査する必要があるだろう。

 

末期の肝臓がんにおける緩和ケア

緩和ケアとは、命に関わる病気にかかってしまった人の苦痛を和らげるために
サポートする治療のことを指す。
痛みの緩和はもちろんだが、精神的な苦痛を緩和させることも、緩和ケアの重要な役割だ。
対象はがんにかかった本人のほかに、看病にあたっている家族も含まれる。
最近では「緩和ケア外来」を設けている病院も多く、
いつでもカウンセリングやサポートを受けられるようになっているのだ。

肝臓がんの場合、がんが進行するにつれて現れてくる
黄疸や腹水などの症状を緩和させるための薬の処方や処置が緩和ケアに含まれる。

また、「がん性疼痛」といったがん特有の痛みにはモルヒネなどの
医療用麻薬を用いて痛みを緩和させる。

もちろん、肝臓がんにおいても精神的なケアも行っていく。
がんの宣告を受けた患者は、どうしても死を意識してしまうもの。

その場合、スピリチュアル的なことを含めて精神的な恐怖を軽減させることも、
緩和ケアの重要な役割だ。
たとえ肝臓がんを克服できなかったとしても、
その人がその人らしく生きられるようにサポートするのが、緩和ケアの最大の目的なのだ。

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特許を取得した抗腫瘍剤フランDグルコース。末期がんへの作用とは

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末期がん克服において最も重要なのは転移・再発の克服だ。再発がんや、全身または複数箇所の転移は治療計画の大きな妨げとなってしまう。

そこで近年では様々な症状に対応できるよう、従来の三大標準治療に加え、癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きにも軸足をおいた、新たながん治療の研究にも取り組まれています。

そこでがんの研究においては従来の三大標準治療に加え、癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きにも軸足をおいた、様々な研究にも取り組まれ、

2015年と2016年の日本癌学会学術総会において発表し、その臨床結果に大きな大きな反響を呼んだ抗腫瘍活性成分「フランDグルコース」もその一つだ。そのメカニズムの詳細はこうだ。

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