肺がんの末期症状・治療法・生存率について

2017年8月17日(木)

がんの中でも死亡原因が第1位と言われている肺がん。肺がんは初期症状に乏しいが、進行すると様々な末期症状が現れる。

また、末期になればなるほど治療法も限られてくる。

そんな肺がん、どのような末期症状が出て、余命はどのくらいなのだろうか。

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肺がんの末期症状

肺がんの末期症状息苦しさ、胸の痛み、嚥下障害、顔や首のむくみ

■息苦しさ
末期の肺がんの代表的な症状だ。気管から気管支、肺の入り口にがんがある場合、大きくなったがんが気管や気管支を塞ぐことで息苦しさが生じる。

もしくは、肺門部より奥の細気管支、肺胞部分にがんができた場合、肺に胸水が溜まり、肺を圧迫することで息苦しさが起こるのだ。

■胸の痛み
胸の痛みも肺がんの代表的な末期症状である。肺がんは進行するとまわりの組織に広がり、神経を刺激することで痛みを感じるのだ。

初期は軽い痛み程度であるが、がんが進むにつれて激痛を伴うようになる。

■嚥下障害
食道が圧迫されることにより起こる症状である。食道が肺に押され、食べ物や飲み物を飲み込みづらくなるのだ。

■顔や首のむくみ
がんにより上半身の静脈血を運ぶ上大静脈が圧迫されることにより、上半身にむくみが生じる。他の病気でもむくみが現れることがあるが、多くの場合、原因は肺がんであると言われている。

また、肺がんは転移しやすいがんとしても有名だ。末期になってくると、骨、肝臓、脳などに転移をする。

転移しやすい代表的な転移先と症状

 骨に転移骨に転移した場合は、転移した部分の骨に痛みを感じるようになる。 また、肋骨に転移した場合は呼吸をするたびに強い痛みを感じるようになる。
肝臓に転移肝臓に転移した場合は、起きている間絶え間なく倦怠感を抱いたり、食欲が極端に落ちたりする。
脳に転移脳に転移した場合は、急に気絶したり、味覚がおかしくなったりする。 更に視界が悪くなったり、めまいがしたり、運動障害が生じたりし、生活が大きく変化してしまう。

肺がん末期(ステージⅣ)の治療方法

肺の切除は困難な為、手術で治療できるのはステージⅡまでと言われている。

また、ステージⅣの肺がんは身体のいたるところに転移している為、放射線治療の対象にもならない。

その為ステージⅣの末期の肺がんには、抗がん剤をはじめとする薬物療法がよく実施される。

ただし、抗がん剤は各部位ごとに調整されて作られている為、全身に広がったがんに必ず効果があるとは約束できないのが現状である。

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肺がんの余命(ステージごとの生存率)

まずは肺がんのステージについて理解しよう。ステージの評価にはTNM分類と呼ばれる分類法を用いる。

T・・・がんの大きさと浸潤
N・・・リンパ節転移
M・・・遠隔転移

上記3つの分類について評価し、これらを組み合わせて総合的にステージを判断するのだ。

【T:がんの大きさと浸潤】

TX腫瘍の存在が判定できない
Tis上皮内癌。上皮にとどまっており、浸潤していない状態。
T1腫瘍の大きさが3cm以下で、腫瘍が肺か臓側胸膜に覆われているが葉気管支より中枢へは浸潤していない。
T2下記のいずれかに該当するもの。
・腫瘍の大きさが3cm以上
・がんが気管支に浸潤しており、腫瘍の中枢が気管分岐部分より2cm以上離れている
・がんが肺門部に及び、無気肺または閉塞性肺炎があるが片側肺全体には及ばない
・臓側胸膜に浸潤がある。
T3下記のいずれかに該当するもの。
・横隔膜、胸壁、横隔神経、縦隔胸膜、壁側心膜のいずれかに直接浸潤している
・腫瘍が気管分岐部から2cm未満に及ぶが、気管分岐部へは浸潤がない
・片側の肺に及ぶ無気肺や閉塞性肺炎がみられる
T4下記のいずれかに該当するもの。
・腫瘍の大きさは問わず、縦隔、心臓、大血管、気管、反回神経、食道、椎体、気管分岐部へ浸潤している
・同側の異なった肺葉内に近接転移している
・悪性胸水や心嚢水を伴う

【N:リンパ節転移】

NX所属リンパ節判定不能。
N0所属リンパ節転移が見られない。
N1腫瘍が発生した肺と同側の肺門部、リンパ節にとどまっている。
N2腫瘍が発生した肺と同側の縦隔リンパ節に転移している。もしくは気管分岐部直下のリンパ節に転移している。
N3腫瘍が発生した反対側の縦隔や、反対側の肺門、反対側のリンパ節に転移している。もしくはどちら側でも鎖骨上窩リンパ節に転移している。

【M:遠隔転移】

MX遠隔転移を評価できない。
M0遠隔転移(脳、骨、肝臓、副腎などの臓器への転移)がない。
M1遠隔転移(脳、骨、肝臓、副腎などの臓器への転移)がある。

肺がんは、ステージⅠ(ⅠA、ⅠB)、ステージⅡ(ⅡA、ⅡB)、ステージⅢ(ⅢA、ⅢB)、ステージⅣに分類される。

 N0N1N2N3M1
TX/Tis0
T1ⅠAⅡAⅢAⅢB
T2ⅠBⅡBⅢAⅢB
T3ⅡBⅢAⅢAⅢB
T4ⅢBⅢBⅢBⅢB

肺がんの余命は患者一人ひとりの病状によって異なるため、一概に「このステージなら余命はこのくらい」とは言えない。

ただ、ステージごとに「5年後に生存している確率」は統計が出ているため、以下を参考にしていただきたい。

肺がんの5年相対生存率

ステージ5年相対生存率
ステージ190%~
ステージ250%前後
ステージ320%~
ステージ4※1年生存率で30%~40%

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緩和ケア・緩和治療について

緩和ケアとは、その名の通り「がんの辛さを和らげるケア」のことであり、がんと診断された時点から受けることができる。緩和ケアの役割は、がんのステージに関わらず痛みや孤独感などを軽減させ、患者本人がなるべく普段と変わらないように生活できるよう、辛さを和らげることにある。

現在治療を受けている医療機関で緩和ケアを行っている場合もある為、担当医に確認してみるとよい。

入院中に緩和ケアを受ける場合、緩和ケア病棟への入院と、緩和ケアチームによる診療という2パターンがある。

■緩和ケア病棟
緩和ケア病棟は、主に末期の肺がんでがんを治すことを目標にした治療の適応がない、もしくはがん治療を希望しない方を対象としている。

身体の辛さはもちろん、精神的な苦痛も和らげ、患者と家族が大切な時間を快適に過ごせるようにサポートしてくれる。

■緩和ケアチーム
入院中の方のところへ診察に行くのが緩和ケアチームだ。話を伺う為、病室を訪問する。

緩和ケアチームは、医師、緩和ケアチームでの活動を専門的に行う看護師、薬剤師、心理士、ソーシャルワーカーなどの専門家が、状況に応じ診療を行う。もちろん、外来、または自宅での緩和ケアも存在している。

■緩和ケア外来
入院ではなく、通院中の方を対象に緩和ケアを提供する。治療を担当している医師と連携しながら、がんに対する治療を継続しながら、精神的な辛さや身体の辛さを和らげる支援を行う。患者本人だけではなく、患者を支える家族のケアも行う。

■在宅緩和ケア
慣れ親しんだ自宅、あるいは地元の介護施設で緩和ケアを受けられるように支援するシステムだ。一人暮らしや家族が高齢であるなどの理由で治療の継続に不安がある場合、訪問診療や訪問看護、地域の調剤薬局などの医療と療養介護の両側面から支援を受けられる。

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