子宮がんの主な治療方法

◼︎ 子宮がんの臨床病期と治療の流れ

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◼︎ 外科療法

● 円錐切除術(子宮頸がん適応)

子宮頸部をレーザーや高周波メスで円錐状に切除する手術です。手術時間は5〜10程度で行われ、2〜3日程度の入院で済みます。

また、子宮を摘出しないので術後、妊娠・出産が可能です。子宮頸部が切除され子宮口が開きやすくなっているため流産のリスクが少し高まります。

手術

● 単純子宮全摘術

開腹して行う腹式と膣から摘出を行う膣式があります。通常は、確実性が高いため腹式で行われます。膣式の場合、手術の傷跡が小さくて術後の回復も早いメリットがあります。

● 広汎子宮全摘出術

子宮、膣、卵巣、卵管の周辺組織を摘出します。リンパ節転移が認められる際は、骨盤内のリンパ節も同時に摘出します。

内視鏡手術で行われ、開腹しての手術と比べ体への負担も少なく入院期間が短くて済みます。しかし、膀胱や直腸の神経を切断してしまい排尿や排便をコントロールできなくなる場合もあります。

● 準広汎子宮全摘出術

子宮、卵巣、卵管に加えて子宮を支える組織の一部を切除します。合わせて周辺リンパ節の切除も行います。

単純子宮全摘術と広汎子宮全摘出術の中間にあたる術式になります。術後の副作用を少なくする目的で行われますが、がんが広がっている可能性がある場合は、広汎子宮全摘出術が行われます。

◼︎ 放射線治療

放射線をあてて、がん細胞を小さくします。子宮頸がんの場合、子宮摘出手術を行った際にがんが切除しきれずに残っている可能性がある場合に行われます。

◼︎ 化学療法

手術で切除しきれなかった可能性がある場合や、術前にがんを小さくする目的で抗がん剤での化学療法が行われます。また、再発予防や放射線療法の効果を高める目的で同時に行う場合もあります。

◼︎ ホルモン療法(子宮体がん適応)

黄体ホルモンの働きがある経口内服剤を用いて、がん細胞を取り除きます。0〜1期で手術の必要がなく子宮を温存したい場合などで、若年女性の場合に選択されることがあります。

また、再発の可能性が高い場合や化学療法の効果が認められない場合も、化学療法の代わりにホルモン療法が行われます。

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