胆道がん(胆のうがん・胆管がん・乳頭部がん)治療について

2018年7月16日(月)

胆道がんのなかには進行の速いものもあり、診断後できるだけ速やかに治療ができるかが重要になってくる。

しかし、胆道がんは自覚できる症状が非常に乏しく、早期発見が難しい。

胆道がん治療の未来を変える抗腫瘍成分フランDグルコースとは?

胆道の治療は、胆汁と膵液の流れが滞っていないかが常に問題になるため、がんの場所、広がりや治療の影響で胆汁や膵液の流れが悪くなると、胆管炎や閉塞性黄疸、膵炎が起こり、おなかの痛み、発熱や黄疸などの症状が現れる。

主に手術や薬物療法、放射線治療が行われますが、閉塞性黄疸がある場合には感染を合併するため、がんに対する治療の前に胆汁の通り道を確保する治療を優先することがある。

症状 治療法
切除可能な場合

胆管がん: 手術前の処置として、胆管炎や胆道狭窄による肝機能障害を起こしている場合、術前に胆道ドレナージを行い、胆汁がうまく流れるように処置をすることがある。また広範囲に肝臓を切除する場合には肝不全を防ぐために、切除する側の肝臓の門脈をふさぎ、残す側の肝臓の血流を増やすことにより、残す側の肝臓を大きくする術前門脈塞栓術を行うこともある。

胆のうがん:どこまで浸潤しているかにより、術式が決められる。I期で胆のうの内側、粘膜や固有筋層にとどまっている場合、胆のう摘出術を行う。万が一、漿膜下層以上の浸潤が認められた場合、必要に応じて肝切除やリンパ節郭清を行う。がんが胆のうの漿膜下層または肝臓と接している結合組織に浸潤している場合、露出させないよう肝床を含み摘出する。また必要に応じリンパ節郭清、他臓器合併切除術、膵頭十二指腸切除術を行う。
切除不可能な場合 手術に耐える体力がない、もしくは全てのがんを取り除くことができないなどで、手術での治癒が難しい場合、化学療法を行う。また胆道閉塞症に対し、胆道ステントを可能な限り行い、手術・化学療法・放射線治療といった積極的にがんを攻撃する治療は行わず、疼痛コントロールなどQOLの維持を目的とした緩和ケアになる場合もある。

術後の治療について

胆道の手術では、切除部分から胆汁が漏れて腹膜炎を起こしたり、膵液が漏れて出血や感染を起こしやすくなり、術後しばらくの間、手術した場所にたまった胆汁や膵液、血液などを体外に出すための管が数本、腹部に挿入される。

鼻から胆道や膵臓に管を通すこともある。

管が付いている間、抜けたり場所が動かないように管の入口で固定され、管から出た液体をためておく容器を身に付けておくことで、体を動かしたり、歩くことができるようになる。

胆汁や膵液、食べ物の流れが問題なければ、少しずつ管を外して食事を再開することになる。

PickUP!メディカルニュース
胆道がん治療の未来を変えるフランDグルコースとは?

胆道がん治療の未来を変えるフランDグルコースとは?

胆道がん発生のメカニズムは複雑ですべてが解明されているわけではないが、今のところ有力な説では胆石や胆のう炎、胆管炎、潰瘍性大腸炎などの病気があると、胆道がん発症の危険が高まることがわかっている。

しかしすべての人ががんを発症するわけではなく、発症する人としない人の違いが生まれてくる。その理由は、その人が持っている「癌抑制遺伝子」や「免疫」などの「がんの阻害力」の違いにある。

がん治療においては従来の三大標準治療に加え、こうした癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きに軸足を置いた、新たな研究に取り組まれ成果を上げつつある。

その先駆けとして、私たちが2015年と2016年の日本癌学会学術総会において発表し、各方面から大きな反響を呼んだフランDグルコースもその一つだ。その詳細はこうだ。

続きを見る

最新ニュース

※当サイトには医療・医薬品ではない、いわゆる食品成分に関する情報も含まれています。食品成分であるため一般の食品と同様に副作用やこれに類する何らかの影響を及ぼす可能性があります。また、一般の食品と同様に副作用やアレルギー反応などこれに類する何らかの影響を及ぼす可能性があります。尚、2016年現在、副作用やアレルギー反応などの報告はこれまでにありません。 当サイトの情報の正確性・公平性には最大限につとめていますが、効果や影響が保証されるものではありません。これらの情報には公的医療保険や高度先進医療などの適応に属さないものが含まれています。

最新ニュース

当サイトについて-

医療従事者の方を対象に、シンゲンメディカルが提供する製品情報を掲載しています。

お問い合わせ先

シンゲンメディカル株式会社
info@findmed.jp
お問い合わせはこちらで受け付けております。

最新ニュース

トップ