本当に必要な脳腫瘍の基本情報

2018年10月15日(月)

脳腫瘍とは、頭蓋骨の中に腫瘍ができている状態を指す。

発生率は1万人に1人、がん患者100人のうち5人以下の確率だが、非常に厄介ながんであるため侮れない。

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脳腫瘍という病名は、頭蓋骨の中に腫瘍ができた場合に使う。
しかし、脳からできた腫瘍の場合だけではなく、脳を包む膜が腫瘍になった髄膜腫や、脳から出ている神経に発生する神経鞘腫など、脳そのものではなく、脳のまわりのものからできた腫瘍も含む。腫瘍には良性と悪性のものがある。

脳からできた腫瘍には、グリオーマといわれる神経膠腫や、髄芽腫などがあり、多くの場合は悪性の腫瘍になる。一方、髄膜腫や神経鞘腫など、脳のまわりのものからきた腫瘍のほとんどは、良性の腫瘍だ。

大人の脳腫瘍では、悪性の腫瘍はおよそ1/3だが、子どもの脳腫瘍では、髄膜腫や神経鞘腫が少ないため、2/3は悪性の腫瘍となる。

脳腫瘍の検査

脳腫瘍が疑われると、症状の経過を詳しく聞く問診を受けた上で、専門的な診察や脳神経機能の検査を行う。

CT、MRI検査

磁気を利用した検査で、頭蓋骨の内部を描き出し、腫瘍の存在を調べる。腫瘍をより明瞭に映し出すために造影剤を静脈から注射する

脳血管造影検査

造影剤を用いてX線で脳血管の流れを撮影する検査だ。血管の異常と腫瘍の関係を調べるために、大腿部または肘の動脈に挿入したカテーテルじゃら造影剤を注射して、脳や腫瘍の血管の様子を調べる。

脳腫瘍の治療方法

脳腫瘍の治療には、外科治療(手術)、放射線治療、薬物療法(抗がん剤治療)の3パターンがある。

手術でできる限り腫瘍を取り除いた後、取り除ききれなかった腫瘍には放射線治療と抗がん剤治療の併用、もしくはどちらかだけの治療が行われることになる。

脳腫瘍に対する抗がん剤治療の歴史はまだ浅く、本格的な抗がん剤治療が広く行われるようになってからまだ30年ほどしか経っていない。

脳には血液中の有害な物質から脳を守るための血液脳関門というバリアの役割を果たすものがあり、正常な脳ではこの関門があるために、血液によって運ばれた抗がん剤が脳組織に入り込むことができない。

しかし、腫瘍の部位によっては血液脳関門が腫瘍によって破壊され、ある程度は抗がん剤が入り込むことができるため、脳腫瘍にも抗がん剤が効くことが知られるようになった。

現在、主に使われている抗がん剤は以下のものだ。

アルキル化剤(テモゾロミド(内服)、シクロホスファミド、イホスファミド、ニトロソウレア(ニムスチン:ACNU、ラニムスチン:MCNU))、シスプラチン、カルボプラチン、チオテパ、メルファラン、ビンクリスチン、エトポシド(内服もあり)、メトトレキサート

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脳腫瘍で注目されるフランDグルコースのメカニズムとは?

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脳腫瘍にも「発症しやすい人・しにくい人」の差は生まれている。それはもちろん、日々の生活習慣や食生活の内容にもよってはくるが、根本的な部分である「遺伝子」「免疫力」の違いにあるだろう。

その違いは、その人が持っている「癌抑制遺伝子」や「免疫力」などの「がんの阻害力」にあると思われる。

がん治療においては従来の三大標準治療に加え、こうした癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きに軸足を置いた、新たな研究に取り組まれ成果を上げつつある。近年肺がんなどで標準治療に新たに追加された、免疫チェックポイント阻害薬なども記憶に新しいところだろう。

その先駆けとして、私たちが2015年と2016年の日本癌学会学術総会において発表し、各方面から大きな反響を呼んだフランDグルコースもその一つだ。その詳細はこうだ。

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