食道がん末期ステージ4の治療

2018年10月15日(月)

食道がんは末期まで進行すると、がん細胞は食道だけに留まらず、他の臓器に遠隔転移するようになる。

骨に転移していれば病的骨折、脳に転移していれば頭痛・吐き気・ろれつが回らなくなるなど、転移した先の臓器に伴った症状が出てくるようになる。

癌を成長させる”糖”が鍵?末期がん阻害成分フランDグルコース

食道がんステージと5年相対生存率

ステージ5年相対生存率 ステージ分類
ステージⅠ86.0% ・がんが粘膜にとどまっているが近くのリンパ節に転移がある
・粘膜下層まで浸潤しているがリンパ節や別の臓器および胸膜・腹膜にがんが認められない
ステージⅡ51.9% ・筋層を越え、食道の壁の外に僅かにがんが出ていると判断されたとき
・粘膜下層までにとどまっていても病巣の近傍のリンパ節のみにがんがあると判断され、臓器や胸膜、腹膜にがんが認められないもの
ステージⅢ26.4% ・食道の外に明らかに出ていると判断されたとき
・食道壁に沿うリンパ節か、または食道のがんから少し離れたリンパ節にがんがあると判断され、別の臓器や腹膜にがんが認められないもの
ステージⅣ12.2% ・食道周囲の臓器に及んでいる、がんから遠く離れたリンパ節にがんがあると判断されたとき
・別の臓器や胸膜・腹膜にがんが認められたもの

そして食道がんのステージⅣの治療はいずれかが選択される。

  1. ・化学放射線療法(放射線治療と化学療法の併用療法)
  2. ・放射線治療
  3. ・痛みやほかの苦痛に対する症状緩和を目的とした治療

通常、ステージIVでは手術を行うことはなく、抗がん剤による化学療法が行われる。

明らかながんの縮小を認めることもあるが、全てのがんを消失させることは困難で、かなりの副作用があるため、全身状態が不良な場合は化学療法ができないこともある。

また食道の狭窄により通過障害がある場合は、症状に応じて放射線治療も行われる。

今日では日々の治療技術の発展により多くの症状を軽減することが可能となっている。

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特許を取得した抗腫瘍剤フランDグルコース。末期がんへの作用とは

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末期がん克服において最も重要なのは転移・再発の克服だ。再発がんや、全身または複数箇所の転移は治療計画の大きな妨げとなってしまう。

そこで近年では様々な症状に対応できるよう、従来の三大標準治療に加え、癌抑制遺伝子の働きや免疫の働きにも軸足をおいた、新たながん治療の研究にも取り組まれている。

2015年と2016年の日本癌学会への発表、2017年には特許を取得し、その臨床結果に大きな反響を呼んだ抗腫瘍活性成分「フランDグルコース」もその一つだ。そのメカニズムの詳細はこうだ。

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